「どこの職場に行っても人間関係なんて変わらないよ」
仕事における人間関係を諦めている人はこう思っていますよね?実際、苦労されてくる中で諦めの境地に立ったのだと思います。お疲れさまでした。
でも安心してください。僕は「人間関係のいい職場」の見つけ方も、見分け方も分かるんですよ。もし今、人間関係に悩んで転職を考えているなら次は失敗しないよう参考にどうぞ。
「人間関係のいい職場」は、相性の良さで決まる
人間関係のいい職場を見つけようと思うなら、「自分と相性の良い会社」を選ばないといけません。この「職場との相性の良さ」に重きを置かないと結果的に失敗します。
この「相性の良さはどうやって決まっていくのか」を説明しましょう。人間関係を決定づけしやすいポイントとして、3つの差を意識してください。
職員との年齢差
周りと年齢差が開き過ぎない方が、人間関係は良好になりやすいです。どう考えても20代30代の若者と、50代くらいのおじさんじゃ合わないですよね。
合うとしても、どちらかがすり寄って話を合わせていたりします。年下は仕事が少しできないと「これだから若い奴は」と言われがち。そりゃ関係も悪化しますよねw
年上の人には絶対に言えないので、こればかりは年長者が悪いんですが・・。上手く行ってる職場って、だいたい年齢層が同じくらいなんですよ。
若者たちだけだと、ノリも良いですし勢いもありますし。僕は経験上、こういった年齢差に開きがある職場ばかりで働いてきました。
そのため、年齢的に親子ほど離れた人と働いたり。会話ひとつでも興味・関心が違うので全く合わないという・・w
出来る限り、年齢差に開きの無いところを探すといいですよ。
職員との性別差
性別差が意外と壁になります。気にしない人はいいんですが、何か仕事のミスやトラブルがあった時に「これだから男は」とか「女だから」みたいな争いになると面倒。
性別を引き合いに出すことはセクハラに該当するんで問題なんですが・・。意外と一般的に起こり得る話です。
僕もこれは言われたことがよくありました。「男なんだから力仕事は頑張ってよ!」と言われたらムッとしますし。女性も「女は頼りない」とか言われたら怒るでしょう。
性別差を口に出さない配慮が出来る人たちの集まりならいいんですが、変に男性陣・女性陣という構図を作るような環境はまずいです。
人間関係なので、性別も関係なく仕事は仕事と割り切って接する姿勢が重要。僕がミスったなと思ったのは、おばちゃんが多いところで働いた時などですね。
陰口・悪口で徒党を組まれたことがあり、すごく面倒な思いをしたことがあります。「このババア~!」とか言えたら楽ですが、そんなの言ったらそれこそ大変なことになるので言えない・・w
先輩との経験差
また、ほとんどの職場では先輩との経験差が生まれます。何年も先に入社している人と、経験で敵う事はなかなか無いので。
上から目線で「その仕事はこうやるんだよ」的な態度でいつも接してこられると、どうしても関係がこじれやすくなります。「うっせー」とか言えないですからw
教えるという事を前面に意識している人ならいいんですが、先輩面することに重きを置いてる人とかいるんですよ。そういう人とは面倒なので仕事はしたくないなと。
経験差は、入社した順で作られるのでどうしようもないところはあります。逆にオープニングスタッフなどスタートラインが同じな場所を探すと、このトラブルは避けやすいですね。
経験差を埋めるには能力的に圧倒するくらいじゃないと難しいです。ただ、転職していきなり力を発揮できるほどの人材もそんなにいないので無難に教えを乞う姿勢が重要になります。
ちなみにオープニングスタッフ経験が僕はあるんですが、仕事が出来ない人も出来る人も手探りなのでかなり上手く関係が作れました。それだけ「経験差で苦しむ関係の職場は多い」ということですね。
どうすれば人間関係のいい職場を見つけられる?
さて、人間関係の相性に関わるポイントを挙げてみましたが「入社してみないと分からないのでは?」と思った人もいるはず。
そういった場合に出来ることをやるのが大事なんですね。それが職場見学です。
もちろん、どこでも職場見学できる環境があるわけではありません。「職場見学するならついでに面接も兼ねて欲しい」と経歴書の準備などをさせられると結果的に面接と変わりません。
そうではなく、ただ純粋に職場の環境を見てから選びたいという方向に持って行くべき。職員の年齢層や性別、勤続年数などを知るための行動ですから。
これらを可能にするのが、人材サービスを主体とする会社で仕事を探すこと。求人サイトですが、就職コンサルタントの方がいるところが良いです。
仕事について聞けるのはもちろん、職場見学を含めた環境の把握ができます。また求人サイトのスタッフさんが実際に求人掲載を希望する会社とコンタクトも取っているので情報量は多いです。
ハローワークなどだと分からないことでも、すでに企業先に行ったことがあるコンサルタントさんがいれば聞けば良し。それが強みになっていますから。
こういった情報をこまめに拾っていくと、結果的に自分に適した環境のいい職場が見つかる仕組み。見学して職員さんを見て「あ・・年齢層が違う」など事前にわかりますからね。
話してみて雰囲気や感じが良ければ、あらためて面接すればいいだけ。僕もコンサルタントさんにお世話になったことがありますが、職場見学を事前にしたところはやはりトラブルも無かったです。
ぜひ人間関係のトラブルで悩みたくない方は、人材サービス会社を通して調べることをおすすめします。後悔したくないなら、実際に見る・聞くがベストですからね。