「やる気が出ない」という状況は苦しいんですが、なぜ苦しいのかを知ってしまうと楽です。例えば質問者さんのような、転職活動に対してやる気が起こらないケース。
できれば20代で知っておきたい話なので、就活・転職活動にやる気が出ない人は参考にどうぞ。

質問の要約
- 退職が決まっており転職活動をしている
- 書類選考は通るものの、面接はキャンセルして受けれていない
- 今後の不安で気持ちが不安定
26歳の質問者さんの気持ちはよく分かります。実際に行動していて、書類選考も通っているのにキャンセルしてしまい面接にも行けていない。
やる気を含め「気持ちの切り替え」が出来るなら知りたいですよね。
退職を後悔しているのも、転職活動が苦しいからこそ起こっていると思います。この転職活動へのやる気ですが、「最初は不安が付きまとう」という事実を受け入れることがポイント。
人って初めての場所に入っていく時は、必ず緊張するんですね。当たり前のように就職したり転職してる人もいますが、みんな最初は不安。この事実と重ねて悩みを解決します。
「やる気」は自転車のスタートと同じ
やる気が出る仕組みですが、自転車のスタートと同じだと考えた方が良いんですね。最初のひと漕ぎってパワーがいるじゃないですか。
転職活動中は余裕が無いので「働き始めてからの不安」が強くのしかかってきます。自転車で言うなら「漕ぎ始め」の重たいイメージしか浮かばないですよね。
もし自転車に乗ることを考えれば、すでに経験済みなので最初だけ頑張ればスイスイ進めることが分かるじゃないですか。
これを知っているかどうかが重要で、どんな物事も最初はしんどいんです。やる気も転職活動中は起こりにくいのはそのため。
「働き始めはしんどい」を想像し過ぎれば、当たり前ながらやる気は失せますよ。
この事実に気づいて、まずは自分の置かれた状況を知るべきです。
過去にやった事のある経験の成長過程を思い出せ
どんな仕事も転職したばかりだと、まずは下積みから始まりますよね。仮に即戦力で雇われたとしても、まずは会社の中での雑用部分を教えてもらわないといけません。
間違ってもいきなり会社の上司たちと肩を並べて、仕事の美味しいところだけを与えてもらう事なんて無い訳ですから。
そこでやる気UPに活用して欲しいのが、過去の経験を活かすこと。何でもいいんですよ。人が最初は難しいと感じること。
- 部活動
- 楽器演奏
- テレビゲーム
何でも良いんですが、誰もが「初見で触れて上手くできた」という事はないはず。そこから上手くなっていったあなたの経験は、地道な継続があったからなんですね。
この成長過程を上手くイメージすると、結果的に仕事のやる気にも繋がります。まだ転職活動中なので、ここをイメージするのは大変ですが。少なくとも、雰囲気は伝わるかと。
転職活動をしていると、質問者さんのように今後の不安が先行するのは説明してきた通りです。最初は何をするにもしんどい。これが当たり前。
だからこそ、最初は難しくても上手くいくようになると思える経験を思い返してみて下さい。
まとめ 転職活動は一つ一つの積み重ねで決まる
転職活動に話を戻しますと、「やる気が無いな」という状況はスタート地点だからです。まだ書類選考の段階だったり、面接の準備だったり。
まさにスタートは大変というところなので、むしろここでやる気になっていたらおかしいですよ。燃え尽きる可能性さえあるので、何ならやる気ゼロでいいくらい。
スタートダッシュ的に「うおお!転職活動を頑張ってやるぜええ!」と言う人の先を想像してみると分かります。結構、いきなり飛ばし過ぎでしょ?w
それよりは
- 今日は提出する履歴書が書けた
- 良い求人を教えてもらって応募した
- 面接の選考に通った
こういう一つ一つを段階的に潰せていけたらいいんです。小さな成功の積み上げにもなりますし、より転職成功に近づく感覚が出てきますから。自然とやる気に繋がります。
ぼくもこの仕組みに早く気づくべきだったんですが、就職や転職だけは別物に思えてしまうんですよね。転職はいきなりやる気が無くても良い世界だと気づきましょう。
「やる気が無い」をフラットに受け入れ、「後からやる気がついてきたらいい」くらいの気持ちで転職に向き合う事をおすすめします。